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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第23章 イナミとウルキ集②


もう一つの困った点
最近は抱っこしないとウルキは寝なくなった。
少し前まではイナミと一緒に寝かせておけば勝手に寝てくれたのに最近は眠るまで抱っこしてなければいけない。
「ウルキ…早く寝てよ…。」
ちなみにイナミは一人さっさと寝てしまう。
クグラ「ウルキまだ寝ないのかよ…。」
「お目々ぱっちりだね。はぁ…。」
クグラ「早く寝てくれねぇかなぁ…ウルキが寝れば涼子を俺が独占できるのに。」
「もうちょっと待ってね。…あっ、ちょっとウトウトしてきた。」
そのままトントンしているとウルキは眠ってくれた。
「はぁ、やっと寝た〜…。」
ウルキを寝所へ寝かせる。
クグラ「じゃぁ今度は夫婦の時間だな。」
「クグラったらぁ〜今日もしたいの?」
クグラ「したいに決まってるだろ?あぁ…やっとウルキが涼子の乳から離れてくれた。」
クグラは涼子の胸に顔を埋めてスリスリした。そして涼子を押し倒し口付ける。
クグラ「涼子…。愛してる。」
「私も…クグラ、大好き…!?」
そして服を脱がせようとした時、視線を感じた。
クグラ「………ウ…ウルキ?」
ウルキはうつ伏せで寝ていたのだが顔を涼子とクグラの方に向け目だけ開けてじっと二人を見つめていた。
「ウルキ?寝んねしたんじゃないの?」
ウルキ「…パパとママ何してるの?」
クグラ「…仲良くゴロゴロ遊びしてただけだ。」
ウルキ「ウーもやる!」
そして涼子に覆い被さってたクグラの上にウルキが飛び乗ってきた。
クグラ「ぐあっ!!ウルキ!いてぇだろ!」
ウルキ「キャハハハハ!」
騒いでいるとイナミも起きてしまう。
イナミ「あー!!あたちだけ仲間外れイヤ!!」
そして更にイナミまで飛び乗ってきた。
クグラ「ぐあっ!!コラ!お前ら!」
「クグラ…重い!!」
結局子供達に邪魔されて夫婦水入らずの時間はお預けとなったのだった。
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