夢に見た世界【アイドリッシュセブン】【D.Gray-man】
第1章 恋人同士とは(i7)完
あとがき。
「恋人同士とは」を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!
以下、ネタバレを含みますのでどうぞ本編をお読みになってから、このあとがきをご覧下さいませ。
主人公は、友達を作れるけれど長続きしない。
結果年上男性と一晩だけ共にし、金銭は受け取らずホテルを去る、という複雑な女の子でした。
書き始めた当初は、そーちゃんをからかう不思議な同級生というだけの設定でしたが、書き進めていく内に主人公像が段々と変化していっております。
主人公の「神に赦されない罪」については、完全な裏設定となります。
主人公は幼い頃、優しい父と母に恵まれて育った一人っ子でした。
何不自由なく過ごしていた主人公でしたが、ある日いじめられてしまいます。
その時、自分を虐めた相手に「死んでしまえ!」と言いました。
虐めた相手は、その数週間後に事故で亡くなってしまいました。
だとか、また別の裏設定では。
母親に何気なく心無い一言を口にして、翌日に母がうつ病になっていた事を知り、両親が離婚してしまった、という物です。
両方の、偶然としか言えない不幸を主人公は「罪」だと思っています。
さて、ここまでお読み下さったそこのあなたへ。
作中では明らかにしておりませんが、壮五くんの香住ちゃんへの気持ちを、ここで少し開示しようと思います。
壮五くんは主人公の事を、とても真っ直ぐで裏表が無い女の子だと思っています。
恋愛感情にはまだ至っておりませんが、良い友人だと心から思っていて、彼女の心の強さを尊敬もしています。
きっと未来では良き親友となり、もしも二人がその気になってタイミングが合えば、きっと結ばれるだろうと思います。
長々とお付き合い頂き、本当に、本当に、ありがとうございました!
このような形で一度完結とはなりましたが、もしご要望があれば、続きの物語を書くかもしれません。
リクエストはレビューでお受け致します。
補償はできかねますが。
ではでは、皆さま良い夢をー。
おやすみなさい。
「夢に見た世界」作者サミエル・ローリエより。