• テキストサイズ

私ただの執事でございます!

第1章 プロローグ





東京都内・某所にある煌びやかな高級カフェ。
外観は英国式の庭園に囲まれ、扉を開くと麗しいフットマンが出迎え。その先には身目麗しい執事が出迎えてくれる。


ここは執事がお嬢様を出迎え、ひと時の癒しを提供してくれる楽園。



執事喫茶・LOYAL GARDEN。
日々の疲れを癒すべく今日も女性達は執事に癒しを求める。


「お帰りなさいませお嬢様。本日もお勤めご苦労様でした」

House Steward(ハウス・スチュワート)
執事を統括する家令がお嬢様を出迎え、労いの言葉をかけ、お茶の準備をする。


「今日は…」

「お疲れのようなので本日はミルクティーにパンケーキにさせていただきました。カロリーは控えめです」

「ありがとう」


言われる前にお嬢様の体調に気を配りティータイムの準備は常識。

そして何よりカロリーを気にされるお嬢様の為にも甘さ控えめにしなくてはならない。


執事たるもの。

常にお嬢様の為に。

お嬢様の笑顔の為に行動しながらも連星沈着に対応する。


それが我ら執事の嗜みだった。




/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp