• テキストサイズ

呪術廻戦 「病める時も健やかなる時も」

第6章 お酒と指輪と私の気持ち




「もう本当に最悪。」


事の発端は今から1時間前。
七海の部屋の時計が20時を少し回った頃だった。
聞いてほしい話があるから今から家に行っていい?
と彼女から連絡が入った。


内心は戸惑った。
だって貴方は人の彼女。
しかも相手は私の先輩の五条悟。
でも少し甘い期待をしたのも本心だった。


「七海の好きなお店のパンとお酒を持ってきたよ。」


普段と変わらない明るいテンションの貴方が現れて、ただ他愛もない話を聞いてほしかっただけかと思った。

/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp