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呪術廻戦 「病める時も健やかなる時も」
第6章 お酒と指輪と私の気持ち
「もう本当に最悪。」
事の発端は今から1時間前。
七海の部屋の時計が20時を少し回った頃だった。
聞いてほしい話があるから今から家に行っていい?
と彼女から連絡が入った。
内心は戸惑った。
だって貴方は人の彼女。
しかも相手は私の先輩の五条悟。
でも少し甘い期待をしたのも本心だった。
「七海の好きなお店のパンとお酒を持ってきたよ。」
普段と変わらない明るいテンションの貴方が現れて、ただ他愛もない話を聞いてほしかっただけかと思った。
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