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呪術廻戦 「病める時も健やかなる時も」

第3章 桜とシャンプーと貴方の髪




「先にお風呂入ったよ。」


彼女がお風呂から出てくると部屋に甘い香りが広がった。


「………桜………?」


「七海も分かる?ちょっと香り強いかな?
シャンプー変えたんだけどね。」

お風呂上がりの水をコップに注ぎながら彼女が答える。


「私も………?」


七海の眉が怪訝そうに動くのを見て彼女は急いで説明をした。


「あっ……昼間に五条さんに会った時にも言われてね。
『いい香りがする~♪しかもサラサラって。』」


自分の中でプチンっと音が弾けた気がした。

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