第2章 後悔 ~黄瀬~
全中が終わって早くも一週間
なんだかあっという間だった
たぶん相手が弱すぎてやる気なんて感じなかったら
「暇っスね~」
あまりにも暇すぎてあくびが出る
何をしようかと迷った末に
思いついたのはいつもとあんまり変わんない事
「ん~、青峰っちにでも遊んでもらうっスかね」
うん、そうするっス!!
最近青峰っち見てないし安否確認もかねて、俺ってやっさし~(●´ω`)
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「青峰っち~♪」
青峰っちのクラスの前、かなり大声で叫んだのに返事が無い
「あれ?」
「黄瀬~、青峰なら体育館だと思うぞ~?」
俺に気づいた1人の生徒が青峰っちの居場所を教えてくれた
「ども~、って、何で青峰っちが体育館なんかに?」
「さあ?あいつ、一週間くらい前からとり憑かれたみたいにバスケの練習し始めてさぁ」
「最近じゃ、授業サボってまで練習するようになったしな」
軽く愛想笑いで返しつつも
俺の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだ
おかしい.....
青峰っちは俺たちキセキの中で一番モチベーション下がってる筈っス
なのになんで急に練習なんか.....
あぁぁ!!
考えるなんて無理っス!!!
青峰っちを徹底的に問いただしてやるっスよ!!!!!