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月夜の歌姫

第43章 休息を取りに


ホムラの里は温泉が湧いておりところどころ地上から湯気が出ている。

「温泉なんて素敵じゃない!早く行きましょう!」

シルビアはるんるんとしている。

「相変わらずここは賑わっているな。
俺たちも行こうぜ。」

ブレイン達は真っ直ぐに風呂屋へと向かった。

男湯と女湯に分かれそれぞれ温泉を楽しむことにした。

女湯更衣室に行き早速着替える。

「サラン?喉の調子はどう?」

マルティナがサラン喉にそっと触れる。

「…あまり…かわら…ない…です。」

「そう、早く良くなるといいわね。」

ぺこりとマルティナに挨拶してから奥の部屋へと進む。
部屋には誰もおらず黙々と湯気が立ち込めている。

「へぇ、すごくいい湯加減ね。
汗も流せそうだわ。」

作務衣に着替えて汗を光らせるマルティナにサランは見とれた。
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