第6章 プロポーズ(再)
「 うん… 」
俺は、そのまま
ブランコに揺られてる那月に
勢いでキスをした。
どんな勢いやねん
って。
そんなんこの場にいた
俺にしかこの気持ちはわからんね
揺られてる彼女にキスをするのは
難しかった
タイミングが…
何かそんな映画あったな←
那月
「 本当はね、ずっと待ってた 」
その言葉がどんなに
嬉しいことって
自分わかっとらんやろ
もう、止まらへんよ?
でも、ここはロマンチックにいきたいやん
やから
綺麗な言葉を探す
けど
やっぱり俺には俺っぽい言葉のが
あってんねん