第1章 マイマイとプリズムジャンプ!
りずむとみおんは同じダンスを踊ったあと、滑りながら高くジャンプします。1回目のジャンプはドレミファスライダー、2回目のジャンプはスターダストシャワーと叫び、同時に着地成功しました。
「あれは……」
と、マイマイが口にすると、
「プリズムジャンプです」
あいらが返事します。
「あの、ジャンプしたときに見えるピアノやスターダストの幻ってそうなの?」
「はい!」
「あたしにあれは飛べないなー」
片手を頭の後ろにやり、マイマイがそう言うと、
「そんなことありません」
と、否定したあいらです。
「えー、無理だって」
「マイマイさんなら大丈夫です。プリズムジャンプ跳ぶ前、怖いかもしれませんが、私、マイマイさんとのプリズムショー、ハピラキな予感しかしません」
「あいらちゃん……」
「次、あいらたちの番だよー」
リンクからりずむがあがってきました。
「……頑張って」
りずむの後ろでみおんは、マイマイに声を掛けます。マイマイはみおんににこっと笑いかけました。
すると、みおんは照れくさくなったか、早歩きでさっさと行ってしまいます。そのあとをりずむが追いかけて行きました。