第3章 丸井VSシオン、木手VS櫂、イメージ先はバラバラ!?
「!」
このとき、ミサキが反応し、丸井とシオンのファイトテーブルの方を見ていましたが、視線を片手に持った携帯に戻し、最短ルート検索を続けます。
「ドリーム・イーターの支援、ジェミニでヴァンガードにアタックするだろい」
「ノーガード」
シオンはダメージゾーンに2枚目のカードを置きました。
「リトルウィッチ ルルの支援により、ぷでぃんぐでヴァンガードにアタック」
「ノーガード」
「ドライブトリガーチェック行くぜ。ドロートリガーが出た。ヴァンガードにパワープラスと1枚ドロー」
「ダメージチェック、トリガーなし」
「………」
丸井はここでシオンとテニスしていることをイメージし、審判がゲーム丸井、3ー1(スリーゲームトゥワン)とコールが聞こえてきたようでした。
シオンの方はちがいました。バトルシスターの格好ではなく、騎士の格好した丸井とフェンシングしているイメージをしています。少年はイメージ後、カードを山札から1枚引き、グレード2のカードをグレード1の上に重ねようとしていました。
「絶剣の騎士 リヴァーロをライド。光の聖域 リトルストーム、繊月の騎士 フェレックス、練磨の騎士 アレクトスをコール。アレクトスのブースト、フェレックスでヴァンガードにアタック」