第26章 思い出作り⦅虎杖悠仁⦆
ニッ、と笑う虎杖に、なな は『ありがと』とつられて笑った。
宿「なな 、お前 髪を結っている方が似合うな」
突然 虎杖の頬から目と口を出して、そういう宿儺に、なな は驚いたが、虎杖は「あ、それ俺も思った」と、いつもなら宿儺の部分を叩くが今日はそれをせず、宿儺の存在を許した。
虎「何でかなぁ?? 雰囲気が違うからなぁ??」
悩む虎杖に、宿儺が話した。
宿「…小僧、やはりお前はガキだなぁ……」
フ…、と含み笑いをして宿儺は続けた。
宿「普通に結ってるだけでは たぶん物足りないだろうなぁ。
今回は浴衣に合わせて髪を高い位置で結ってるから、首から鎖骨にかけて白い肌が目立つからな。その白い首に跡を残したいくらい妖艶ではないか」
宿儺の言葉に、なな と虎杖は顔を赤くした。
虎「宿儺のエロジジィ!」
宿「ナニ?!」
会話までは聞き取れなかったが、虎杖と なな の様子を動画に撮っていた釘崎は、ムフフ、と笑った。
釘⦅良い雰囲気じゃない♪
後で なな に送って あげよー♪⦆
***おわり***