第20章 惚れた弱味⦅五条ver⦆
五「はーい、みんなお疲れ様ぁ」
五条引率の元、呪霊祓いの仕事を終えた 1年生'sと なな。
釘「なな さんも一緒に来てくれて助かったよ」
伏「五条先生 ホントに俺たちをココに連れてきただけだもんな…」
虎「呪霊の数ハンパなかったんだけど?!」
それぞれ文句を言う1年生's 。
五「どうせ2級や、1級レベルは なな が祓ってくれたんでしょ??」
『この子たちは 悟だけの生徒じゃないんだからね! 私の生徒でもあるの!
もう少し優しくして!』
ツカツカと五条の目の前に立ち、文句を言う なな。
五「甘やかすばかりが愛情ではないでしょ~?
ちゃんと報酬も発生してる。
呪術師が命がけの仕事なのは なな だって知ってるじゃん」
う"…、と言葉を詰まらせる なな の頭をポンポン、と優しく叩きながら
五「まぁ、僕は そんな優しすぎる なな の怒った顔も大好きだよぉ♪」
満面の笑みで言う五条の存在を無視し、虎杖の腹の虫が騒いだ。
『ハハッ♪
みんなで何か食べに行こっか♪
もちろん、悟の奢りでね♡』
五「え~、なな の分は良いけど、その他の分は ヤダなぁ」
なんてブーブー言う 五条に、ななは五条を見上げて伝えた。
『…ダメぇ…??
……みんなで美味しいご飯が食べたいなぁ……
今日、私 手持ちないし………
悟ぅ………お願い♡』
可愛くお願いする なな に五条は「…仕方ないなぁ」と言い、なな の手の上で転がされる五条であった。
*五条ver おわり*