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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第18章 惚れた弱味⦅宿儺ver⦆



満月。秋の夜空は とても綺麗だ。
雲もなく、風が少し吹いている。
なな は月を眺めていた。

すると突然、筋肉質な腕が後ろから伸びてきて抱きしめられた。

『宿儺さま??』

宿「急に居なくなるな なな」

そう呟き、さらに力強く抱きしめられる。

『ごめんなさい、月が綺麗だったので。
それに、宿儺さまも よく休まれていたようでしたから』

自分を抱きしめている筋肉質な腕に、優しく手を添えながら そう伝える。

宿「俺にとっての月は お前だ」

後ろから頬にキスをされる。

『私が月だなんて…。
私はあんなに綺麗な存在ではありませんよ』

頬にキスされた くすぐったさと、照れを隠すように なな は笑った。

宿「お前は綺麗だ。
…俺に溺れ堕ちるまで…そのカラダを愛し続けたいものだ……」

妖艶に笑う宿儺に、なな は自ら口づけをした。

『もぅ充分 私は宿儺さまだけですよ』

普段、なな からキスしてくる事がなかったため、その行動に宿儺は驚いたが慣れた手つきで なな の顎を持ち上げ、強制的に自分と視線を合わせた。

宿「誘ったのは なな だからな…
音を上げるなよ」

チュ…、とキスをし なな を横抱きし2人は寝室へ消えて行った。


*宿儺ver おわり*
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