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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第122章 見守る⦅宿儺 現パロ⦆



春休み。
休み期間は若干少ないが、宿題も無く学生には自由な休み。
そんな春休み、高専1年生みんなで遊ぼう♪ということになった。

場所はR●UND1。
カラオケやボーリング、ゲーセンなんかでみんなで遊んでいると、なな はクレーンゲームの前で足を止めた。

「どうした?」

隣を歩いていた宿儺が声をかけると、なな は『あれ可愛い』と笑った。
なな の視線の先に目をやると、もうちょっとで取れそう と思わせる絶妙な位置にぬいぐるみが置いてあった。

『やってみようかな♪』

何枚かお金を入れ、真剣な表情でボタンを操作する なな 。
宿儺は黙って なな の隣に居た。

一足先に大量のお菓子をゲットしていた虎杖は、少し離れた場所に居る なな と宿儺を見つけた。
お~い、と声を掛けようとすると どこに隠れていたのか釘崎の肘鉄を食らい その場に屈みこんだ。

「痛ッテーな釘崎、何すんだよ!」

少しだけ涙目になった虎杖は無視し、ニヤニヤしながら釘崎は親指で なな と宿儺の居る方を指差した。

「見てみなさいよ宿儺の顔」

「??」

釘崎の言うように宿儺を盗み見れば、見たことの無い穏やかな表情で なな を見つめる宿儺が居た。

「何あれ!? 宿儺ってあんな表情(かお)できんの?!」

「…知るか。双子なんだから お前の方が俺たちより宿儺の事知ってるだろう」

冷たい視線で虎杖を見る伏黒の言葉をサラリと流して虎杖は まじまじ と2人の様子を見た。

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