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一緒に夢みませんか?[呪術廻戦]

第110章 バイト⦅宿儺 現パロ⦆


もっともな兄の意見に宿儺は沈黙したが、「…なんとかする」と言った。

そして翌日。
バイトに行こうとする なな を引き留め、宿儺も なな のバイト先に一緒について行った。

『店長、バイト希望なんですけど良いですか?』

なな がバイトしていたのは居酒屋。
店長は案外あっさりとバイトを許可してくれた。

「なな ちゃんの彼氏か?
バイト中にイチャつくなよ」

『ありがとうございます』

宿儺とバイトができる事を素直に喜んだ なな はペコリと頭を下げた。

初めてバイトを経験する宿儺は、なな からいろいろ教わったが なな が客からどのように見られているのかもよく分かった。

「…………」

『宿儺、眉間にシワ寄ってるよ?』

中ジョッキを両手に持ち、注文先のテーブルに運ぼうとする なな からジョッキを受け取り、宿儺が代わりに運ぶ。

「なんだぁ、姉ちゃんじゃ無いのかぁ」

残念そうな声で そう言う酔っぱらいに、ドン!とテーブルにジョッキを置き、宿儺は なな の居る厨房へ戻った。

「酔っぱらい相手は俺がする」

『ありがとう』

学校以外で宿儺と一緒に居られる事で なな はニコニコしていた。


『お先で~す♪』

バイトの時間も終わり、宿儺と帰る なな 。

『初めてのバイトだったから疲れたでしょ?』

宿儺にそう聞けば、宿儺は「まぁな」と言って続けた。

「今のバイト先でセクハラされた事ないだろうな?」

『大丈夫だよ♪』
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