第108章 寮母さんの1日 ⦅??⦆
『ありがとうございます』
コーヒーを受け取りる なな 。
お昼が終わったら買い物。
お肉やお魚、野菜など たくさん準備する。
授業の無い休日は15時には お菓子を用意する。
最近は野薔薇ちゃんのリクエストで 色々なお菓子作りに挑戦中。
「美味し~」と喜んで食べてくれる姿を見ると頑張ろうって思ってしまう。
夜ご飯は唐揚げや天ぷらなどにする事が多い。
そして洗い物を終わらせて21時頃。
虎杖くんがやって来た。
「…ご飯って余ってる??
腹減っちゃって」
苦笑しながら そう話す 虎杖くんに少しだけ大きめな おにぎり を2つ持たせると「ありがと」とはにかんで帰っていった。
高専に在学中、呪霊を祓うという行為に馴染めず中退する事も考えた。
だが、夜蛾先生が言ってくれたのだ。
「ココ(高専)が好きなら残れば良い」と。
それで高専卒業後は、高専の寮母として雇ってもらっている。
大家族のような高専の雰囲気が好きな なな は今日も元気です!
***おわり***