第104章 ご褒美⦅虎杖悠仁⦆
虎「なぁ、なな …
俺、ご褒美が欲しいな」
『ご褒美?』
聞き返す なな を見て笑った虎杖は目を閉じて自分の唇を指差した。
「ご褒美 ちょーだい」
意味を理解した なな は戸惑いながら少しだけ背伸びをして虎杖の唇にキスをした。
すると、虎杖は なな の腰に手を回し、舌を侵入させてきた。
逃げる なな を楽しむようにキスを楽しんだ虎杖は ようやく なな を解放し、自分の唇をペロリと舐めて言った。
虎「今日は遅いから続きは また今度、な」
『///』
みんなで居る時は見せないその様子に、なな は顔を真っ赤にし、ペタンと床に腰をおろした。
虎「ベッドまで運ぶ?」
そう聞く虎杖は どこか意地悪そうに笑っている。
『ダイジョーブ!//』
虎「じゃ、風邪ひくなよ」
そう言うと虎杖は何事も無かったように片手を上げて なな の部屋から出ていった。
⦅ 悠仁が宿儺化してるよぉ…… ⦆
***おわり***