第98章 クリスマスイブ⦅五条ver⦆
五「婚約指輪って言うのかな?
堅苦しいの苦手だから、こんな感じになっちゃったけど、本気だよ」
空色の綺麗な瞳で なな を見る五条。
突然の事で、情報が処理しきれない なな の左手を取り、五条は薬指に指輪をはめた。
五「ぴったり♪」
なな の左手にはまる指輪を見て五条は笑った。
『どうして指輪のサイズ分かったの?』
五「ナイショ」
人差し指を立て、自分の唇にあてる五条。
五「で? 返事は??」
先程の質問を なな に再度確認をした。
『…よろしくお願いします』
なな の返事を聞き、五条は満足そうに笑って なな を抱き締めた。
*おわり*