第4章 子育てё♡②⦅宿儺⦆
酸素が足りなくなり、宿儺の筋肉質な胸板を叩き、解放して欲しい事を伝える なな。
宿儺から解放され、肩で息をする なな を見ながら、「いつまで経っても初々しい奴め」と愛おしそうに宿儺はニヤリと笑った。
『宿儺さまの その顔は反則です』
宿「なぜだ? ずっと見ているだろう?」
なな の頭を撫でながら、宿儺は聞いた。
『…カッコ良すぎます…///』
宿儺に顔が見えないように、下を向き 小さく なな は答えた。
宿「ケヒッ、俺の顔は好きか??」
なな の顎をクイと自分に向くように持ち上げ、不敵な笑みで確認する。
『はい// 顔も体も、宿儺さまの全てが愛おしいです//』
宿儺は満足そうに笑い、なな に再び口づけをした。
『…ふ………ん…』
なな の口から零れる甘い吐息に気を良くした宿儺は、なな の腰を撫でながら、なな の帯を緩めようとした。
「………ふぇ…、ふぇ"え"ーん!!」
寝ていた新生児が突然泣き出し、宿儺も なな も驚いた。
宿「子どもを育てながら 愛し合うのはタイミングが難しいな」
ツンツン、と宿儺は新生児の柔らかい頬を困った顔をしてつついた。
***おわり***