第75章 花束をキミに⦅虎杖悠仁⦆
虎「あ"ーーー! もぅ何なんだよ、お前!」
虎杖は照れているのか耳まで真っ赤だ。
宿「なんだ小僧。
なな が覚えていないようだったから、俺が思い出させてやったと言うのに。
それと、イタドリの花言葉を知っているか?」
虎「?」
宿「見かけによらない、だ。
お前によく似ているなぁ」
意地悪く笑い、宿儺は姿を消した。
虎「気にしないでな、なな !」
『忘れてた訳じゃないんだけど、私 何も準備してない。ゴメンね、悠仁』
申し訳なさそうに そう言う なな の頭を優しく撫でながら、虎杖は言った。
虎「なな が喜んでくれたし、キスできたから良いよ♪」
照れながらそう言う虎杖につられて、なな も顔を赤くした。
***おわり***