第57章 鬼ごっこ⦅虎杖悠仁⦆
釘「待てコラぁ!」
伏「なな 、そっちに行ったぞ!」
『了解!』
釘崎、伏黒、そして なな で何をしているのかと言うと………
高専1・2年生合同でケイドロ中。
立案者は もちろん五条である。
五「今日はみんなでケイドロね~♪」
一同「なんで?」
五「フ、フ、フ♪
ケイドロは体力作りには もってこいの遊びでしょ♪
逃げる、追う で体力と持久力が付く♪
エリアは この林だから瞬発力も必要♪
相手の行動を先読みする推理力も必要ときたもんだ♪
術師には うってつけじゃない♪」
真「ほぉ、面白そうじゃねぇか」
パ「ま、そういう事なら仕方ないな」
狗「しゃけ♪」
意外にも2年生's はノリ気だ。
虎「良いじゃん♪ 面白そう!」
釘「やるからには絶ッ対勝つから」
伏「…別にイイけど」
『みんなが そこまで言うなら…』
五「よ~し♪ はい決まり~♪
ルールは簡単♪
逃げる悠仁を捕まえる♪ それだけだよ」
ニコニコと言う五条に、伏黒は聞いた。
伏「いくら虎杖の身体能力が高いからって、それは ちょっと虎杖が不利じゃないですか?」
五「そぅだねぇ…
じゃあ、ところどころ宿儺出してもいいよ♪」
虎「え? 宿儺出す必要なくない?」
首を傾げる虎杖に、五条は言った。
五「棘がいるからねぇ
悠仁は 呪言師 との戦い方、知らないでしょ?
だから、10秒程度なら変わってイイよ♪」
虎「オッケー♪」
五「それじゃあ 始めるよ♪
悠仁以外は20秒後にスタートね♪」