第46章 give it back ⦅???⦆
『せっかく海に来たんだもん、楽しまなきゃね♪』
任務が遅くまでかかってしまったため、近くのホテルに宿泊したが、近くに海があり、月夜の海や朝日の海を眺める事が出来た。
釘崎は なな の手を掴み、「早く行こ」と笑いかけた。
「もう みんな居るじゃん」
そう言われ、前を見ると こちらに向かって手招きしてくれる仲間がいた。
「みんな待ってるわ」
引っ張られる腕に 慌てて ついていく。
待ってくれている仲間を見ると、朝の虚しさを忘れる事ができた。
時には立ち止まる事もある。
でも
前に進まなければならない。
私たちは生きているのだからー…。
***おわり***