第38章 風邪⦅宿儺&虎杖⦆
虎「ふぇっクシュン!」
盛大なくしゃみをした虎杖。
『大丈夫?』
高専1年生'sと五条で廃病院に来ていた。
五「風邪かなぁ?
悪化させないようにしなよ」
虎「大丈夫!
で、今日は皆で何しにココ(廃病院)に来たの?」
五「そりゃあ、皆で祓うためだよ♪
場所が場所だから弱い呪霊も うじゃうじゃ居るからさぁ、人手があった方が良いから、実習を兼ねて1年生が担当で~す♪」
五条は人差し指を立て、ニッコリ笑った。
伏「まぁ、建物も大きいし部屋数も多いからな」
釘「はぁ…、とっとと祓って先生からシースーでも奢ってもーらお♪
ね、なな ♪」
『うん♪ 先生、私デザートも食べたいなぁ』
それぞれが好き勝手言いながら、担当するエリアを決め 病院に入っていった。
五「みんな気をつけてね♪
終わったら りっぱ寿司連れて行ってあげるよ♪」
1年生's を見送り、手を振る五条。
☆ ☆ ☆
廃病院での実習も終わり、皆で りっぱ寿司を五条から奢ってもらった。
翌日ー。
虎「っクシュ!」
釘「ヤぁね、アンタ風邪ひいたんじゃないの?」
昨日に引き続き くしゃみをする虎杖に、釘崎が距離を取りながら言った。
『悠仁でも風邪ひくんだね』
感心しながら虎杖に ポケットティッシュを渡す なな。
すると、虎杖の左側半分に宿儺の刺青が現れた。
伏黒、釘崎は バッ と虎杖と距離を取ったが、反対側にいた なな は分からなかった。
伏「……なんで お前が出てこられるんだ」