第31章 好きって言って⦅五条ver⦆
五「俺は なな だけが好きなんだけどなぁ…。それでもイヤ??」
『……悟カッコいいもん…。
悟にその気が無くても女の子達が騒ぐでしょ…』
五「ん~、なな は どぅしたら安心してくれる??」
そう五条に聞かれ、抱き締められたまま五条を見上げて なな は少し恥ずかしそうに言った。
『…たくさん 好き って言って欲しい…』
なな の言葉に五条は「そんな事かぁ」と笑った。
五「毎日でも言ってあげるよ。
俺は なな が好きだ」
目隠しで視線は分からないが、きっと なな の瞳を見て言う五条に、なな は、満足そうに笑った。
五「俺は なな には笑っていて欲しいな」
五条もつられて笑い、なな に そっと口付けを交わした。
なな は拒否する事なく、それに応じた。
*五条ver おわり*