第2章 revenge2
そしてまた口に含み、吸うように唇を先の方に滑らせ、一気に喉まで届く程奥に飲み込む。
「うっ、ふっ・・・やっば・・・離せっ・・・!」
頭を離すように押されるが離さずに、その手を指で絡め取った。
「星那っ、まじで、やばいからっ・・・。」
頭を動かす速度を上げて、舌を激しく動かしながら先を刺激すると、空いている手で髪をぎゅっと掴まれて、喉の奥に彼の精液が飛び込んできた。
喉の奥に入ったせいで、驚いて口を離した。
「っ!?ゴホッゴホッ!!」
「バーカ、離せっつったのに、離ねぇから。」
起き上がって、私の背中を摩ってくれる。
「んっ、いたっ・・・!!」
口の中に残った精液をしっかり飲み込むと、彼が触った背中に痛みが走り、その優しい手を払ってしまった。
「は?・・・オマエ、まさか・・・!」
何かに気付くと、私の手を引っ張り倒れさせる。
ベッドに手をつき、顔だけを振り向かせて彼の顔を見ると、怒りに震えていた。
「これ、場地か!?」
「なに・・・っ!」
場地さんに背中を2度、殴られたことを思い出した。
彼は手加減していたから、そんなに酷くないと思っていたのだが・・・痣でも残っていたのだろうか。
マイキーさんはベッドから降りて、携帯を手に取る。
「待って、場地さんは・・・。」
「おい、エマ、湿布持ってこい。」
彼が場地さんに連絡すると思って、場地さんは悪くないと言おうとしたのが、彼が電話をかけた先はエマちゃんだったらしい。
アソコを軽くティッシュで拭きパンツを履いて、今度は私の処理をし、ショーツだけを履かせ、布団を掛けてくれた。
その後すぐにエマちゃんは来て、急になによと言ってマイキーさんを軽く睨む。
うつ伏せになった私に掛けている布団を剥いで、背中を見せる。
「ちょっ、なにそれ!?・・・顔もなんかすごいと思ってたら・・・。」
「場地だ。」
「はあ!?場地が!?」
「場地さんは悪くないの・・・。」
エマちゃんは溜め息をつきながら、湿布を2箇所に貼ってくれた。
「てか、マイキーはなにしてるの!?こんなんなってる彼女になにしてんのよっ!!」
彼は罰が悪そうに、エマちゃんから顔を背けた。