第7章 revenge4.5
彼の支えがなくなった身体がそのまま前に倒れて、コンドームの処理をする彼をボッーと見つめると、私の視線に気付いたのか、こちらに振り向きニッコリ笑う。
使用済みのコンドームをティッシュに包んで捨てると、お尻を突き出すように倒れ込んでいる私のそれを両手で掴んで、2つの親指で中心を広げた。
「やぁ・・・恥ずかしい・・・。」
そこに顔を埋めると、舌を挿入してくる。
お尻を掴んでいた片手を陰核に滑らせ、ナカとソトを同時に責められる。
温かくてヌルヌルとした舌がナカで蠢き、陰核をクルクルと回すように弄られると、落ち着いてきた腰がまたビクビクと震え出した。
「あっ、あっ・・・だめ、またイくっ・・・うっああん!!」
サラサラとした液体が飛び出し、身体の力が抜けるとすぐに起き上がって彼を見る。
「ご、ごめんっ!!」
「いっぱい出たね。」
口の周りや胸にかかってしまっていて、彼は妖艶に笑うと、舌を出してペロッと唇を舐めた。
その姿があまりにも、艶めかしく官能的で・・・私の下腹部を疼かせる。
財布からコンドームを取り出した彼が、それを私に手渡す。
「付けて。」
どうしたのかと思い首を傾げると、そう言われて焦る。
こうやって付けるのと私の手を掴んで袋を破かせると、中身を待たせられて、その手をそのまま彼の中心に誘導させられる。
彼の手が私の手を動かし、クルクルと被せていった。
付け終わると、万次郎は仰向けで横になった。
「上乗って、自分で挿れてみ?」
渋っていると萎えちゃうから早くと急かされ、意を決して彼に跨る。
万次郎のものに手を添えて、ナカに入れようとするが、全然挿らない。
そんな私を見かねてか、彼は自分のものを持って、もう片方の手で私の腰を掴むと、ゆっくりとナカに挿ってきたので、私は腰を下ろした。
「ほら、自分の好きなように腰振れ。」
好きなようにって言われても・・・こんなのしたことない。
なんとなく前後に腰を揺らしてみるも、そこまでの快感はない。
膝を付いていた脚を立たせられ、陰核を親指で刺激されると、声をあげてしまう。
「ふっ、すっげぇ締め付けてくる。」
腰が震えて、無意識に振ってしまっていた。