第26章 東京都大会!!~聖ルドルフ編~
その違和感に向日葵が理解した
「あの打球には、無数の微妙なブレが生じているはずだから、普通ではあまりわからないけど、菊丸先輩は動体視力が良すぎて、すべてのボールを目で追ってしまう」
乾「そうか」
リョ「目が痛いっす」
乾「暑い中見えすぎる。動体視力が逆に集中力と体力を奪ってしまった。それがあっちの作戦か。」
しかし菊丸の目はまだ諦めていなかった
菊(1・2・3・4・5…8個だっつーの)
相手は用意周到な菊丸対策をしていた。
菊丸がボールを返すと膝がよける。相手がチャンスだと思い顔めがけて返す。しかしそれを菊丸はうまくよけ、後ろの大石がムーンボレーで点を取った。