第10章 PRAY 10
ばばあってお登勢さんのことだよね?
でも万事屋は?
銀「新八も神楽も…きっと喜んでくれるはずだ」
『じ、じゃあ私産んでも…?』
銀「…あぁ」
銀時は力強く私を抱きしめた。
私は喜びでいっぱいだった。
産んでもいい。
女としての幸せだった。
本当…
感謝する。
私たちは新八や神楽が帰ってくるまで赤ちゃんのことをずーっと話していた。
『女の子だったら私に似て美人なのかなぁ〜』
銀「ふざけんな‼︎ 俺に似てハンサムな男が産まれてこい!」
『銀時みたいな死んだ魚みたいなの産まれてこられても…』
銀「てめえ、言ったなぁ⁉︎」
銀時は私の頭を軽く叩いた。