第5章 PRAY 5
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神威「おはよう」
『おはよう』
朝甲板に行くと、もうみんなが勢ぞろいしていた。
また子とかいう女が私を見つけて睨みつけた。
多分あの子は晋助のことが好き。
晋助の横にいられる私が邪魔なんだろう。
でも、ごめんね。
私も晋助と同じだから。
高「俺と神威は城に乗り込む
援護を頼む。あとは自由に街をぶっ壊していい。警察でもなんでも壊せ」
晋助のその一言に周りから歓喜の声があがった。
神威「さあ、戦争の始まりだ」
ドオオオオオオオン
いきなり地上が揺れて、何かと思ったら春雨の宇宙船が私たちの船の横におりてきた。
ちょっといかついおじさまが神威の横に立つ。
春雨の宇宙船からは天人たちがぞろぞろと出てくる。
高「行くか」
晋助のその言葉で船は宙に浮いた。
さあ、戦争の始まりだ。