第4章 PRAY 4
神「ねぇ、白髪の侍わかる?」
神威が船の中を歩きながら唐突に聞いてきた。
白髪の侍って…銀時のこと?
『坂田銀時…白夜叉のこと?』
神「そうそう。俺あいつと戦ってみたいんだよね」
『……銀時…』
神「ん?なんか言った?」
『ううん、何も…』
神威が銀時のこと知ってるとは…
銀時一体何をやらかしたの?
神「ここが部屋だよ」
『ありがとう』
案内された部屋はまあまあ広くて
真っ白だった。
晋助…私が来るってわかって部屋用意してたのかな…
神「じゃあねー」
神威はニコニコ笑顔のままどこかへ行ってしまった。
……今日から私も攘夷志士に戻るのかぁ。