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鬼姫
第4章 PRAY 4
店長「ちゃんもう上がっていいよー」
相変わらず愛想のない私だけれど
まあそれなりに指名をもらったりしていた。
店の女たちもどんどん増えて行き、
そこまできつきつの毎日ではなかった。
『じゃあお妙さんお先に失礼します』
妙「気をつけて帰るのよ」
『…どうも』
まだ時刻は7時。
今日は人手が足りてたから、早く終わって私は少し機嫌が良かった。
スナックすまいるを出て少し歩いた時…
私は声をかけられた。
「…今夜の予定はもう決まってんのか」
懐かしいあの声。
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