第8章 中学生7
ピリリリリリリ
「…ん」
聞き慣れないアラーム…
今…何時なんだろ…
「……………?!8時?!」
ドラケン「…んあ?朝?………8時かよ?!」
「遅刻だよ?!ちょ、マイキー起こさなきゃって…」
また、私にくっついて寝てる…
「え。もう重いたんだけど…ねぇ、マイキー?もう遅刻だって!!」
マイキー「んー…遅刻ぅ?じゃあこのままサボろー…ぐー」
「………いつも、どらはこんなマイキー起こしてんの?」
ドラケン「ああ。毎日ほぼ365日…」
「大変だね(笑)もう、置いてく?」
会話は続けながらドラケンが気を利かせて
後ろを向いてくれてる間にサッと着替える
着替え終わって、パッと振り向くと
着替え途中のドラケン
かろうじて下半身は着替え終わってるみたいだが
上半身は裸のまま…
思わずパッとまた背を向ける
ドラケン「ん?着替え終わったん?
こっち向いても大丈夫だぞ?」
「うんん!!!///大丈夫!そのまま早く服着て!」
ドラケン「……」俺が着替えてるって分かってるってことは
こっち向いたんだな?
粗方想像は付くが…
ゆっくりこっちに足跡が向かってる気がする
振り向こうと思うが、まだ着替えの途中だったらと思い振り向けない
ドラケン「なぁ」
「っ?!な、なにっ?!」
いきなり耳元で話されるとドキっとする
ドラケン「…俺の身体見た?」
ニヤっとした表情で聞いてきてるのが分かる
「みみみみ見てないよ?!///勘違いだってー!あははははは」
ドラケン「…ふーん。おれ、りこにならいくら見られてもいーぜ?」
「っ////!!み、耳元で話さないで…
後、サッサと髪の毛も結んで?服も着て…
朝から心臓うるさくて落ち着かない///」
ドラケン「………っふ(笑)ごめんごめん。
いやぁ、朝からこんないい男の身体みたら興奮するよなぁ(笑)」
「興奮じゃないもん!!ちょっと心臓がうるさいだけ…」
ドラケン「へーへー(笑)」
ぷいっと背中を向けて赤くなった顔を触る