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ただ、イチャつきたいだけ

第6章 中学生5





今日は朝からどんよりとした天気

こっちまで気分が暗くなりそう〜

雨が降るなら降ってほしいし
降らないなら晴れてほしいな〜」
と思いながら登校する

ガラガラっ

「おはよー」

ドラケン「はよー」

「あれ?マイキーとタカちゃんと圭介は?」

ドラケン「三ツ谷はマナが熱出して
どうしても母親が休めねぇから
学校休んで看病。
マイキーは…くそっ!
朝何度起こしても今日起きなかったから
もう置いてきてやったんだよ。
場地はどうせ遅刻だろ」タカちゃん?

あ、壮絶な朝だったんだね…

「朝からお疲れ様(笑)
マイキー起きたら昼とかなってて
拗ねそうだね!(笑)」

ドラケン「自業自得だろ。
なんか寝言いいながら幸せそーに爆睡してたよ
昨日良い事でもあったんだろーぜ」

昨日と言われると…
圭介の家であったこと…?
いや、私の事とは限らないし…
思い出すと赤くなりそう…///

ドラケンに顔が赤くなるのをバレないように
席に座り黒板に向き直る

先生「HR始めるぞー…おっ!」

三ツ谷とマイキーが居ないことにすぐ気付いたみたい
ま、圭介はいつもの事だから
先生も違和感ないんだろうなぁ…

先生「三ツ谷と佐野は…休みか…」

心なしか先生うれしそう

タカちゃんはいいとしても
マイキーは先生でも手つけられないし
何考えてるのかわからないからなぁ…
先生にとって平和な1日なんだろうな(笑)


「なんか、2人って放課後遊んだ以来だね(笑)」

ドラケン「そうだな…2人だとやっぱ新鮮だな(笑)」

「だねー(笑)」

2人でのんびり静かに邪魔されることなく
素敵な授業を受けていた

と、言ってもドラケンはあまり授業聞いてないみたい?
なのに覚えがいい…
実は家でめっちゃ勉強してるとか?
…それは、ないか

ドラケンの方をチラっと見る

黒板なんて見ちゃいないし、
ノートも筆記用具もない。
ただ、座ってるだけ

端正な横顔を見ていると
改めて顔整ってるなーと、思う

顔かっこよくて
背高くて
ケンカ強くて
頭悪くなくて
頼れる兄貴肌…
え、ドラケンってめっちゃモテるんじゃない?!


いや、それにしてもかっこよすぎ…
ずっと見てられる…

そんな人に私はこの前キスマークをつけられ
耳も舐められたんだと思い出すと
一気に顔が赤くなる



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