第5章 中学生4
マイキーに別れをつげてバイクは走り出す
「ねえ、圭介?バブってなに??」
返事がない。
結構風の音うるさいから
聞こえてないとか??
少し大きな声話しかける
「ねえ!!圭介!!!ばぶってなに?!」
…それでも返事がない
バイクが止まった時に圭介に回してる手を
少し強めて話しかける
「圭介!どうしたの?!」
ハッと圭介は意識が戻ってきたかのように見える
場地「…なに?」
「バブってなに?」
場地「マイキーが乗りたがってるバイクだよ」
「へー…
ねえ、さっきから、ぼーっとしてるけど大丈夫?
安全運転できるの???」
場地「…っ///わり。
後ろにりこ乗せてから
思った以上に距離が近過ぎて意識飛んでた(笑)」
「あっ///ごめん…近過ぎたよね」
場地「いや、しっかり捕まっとかねぇと危ねぇから
ちゃんと捕まっとけ。」
「ん…わかった…///」
場地「…変な事言うけどさ…」
「なに?」
場地「さっきまで俺とキスしてた唇が
俺のすぐ近くにあって
マイキーがいじってた胸が
俺の背中にくっついてて
さっき出した太ももがおれの愛機にのってると思うと
なんなヤバえなって思ってさ…」
「えっ?!//iちょっと!運転中にそんなこと考えないでよ!
圭介のエッチ!!!」
場地「なっ…!!///
元はと言えばお前が悪いんだろ?!///」
「いや、わたし確実に悪くないよね?」
場地「…確かに。」
「私襲われただけだし?i///」
場地「襲ってはねぇ…発情しただけだ…」
「同じことだよ!!!笑」
「じゃ、送ってくれてありがと…///」
今まで圭介を男として見てこなかったけど
一気に見方が変わってなんだか照れ臭い
場地「おう。また明日な…」まだ一緒にいてぇな…
少し様子が変な圭介
「どうかした?」
場地「ちょっと来い」
そういって手招きされ、バイクに跨ったままの圭介に
ぐっと身体を引っ張られる
場地「あー、離れたくねぇーなー…」
そう言って頭を撫でながら優しく抱きしめられる
「…」
私は何も言わずに圭介に身体を任せる
しばらくすると
場地「よっし…、じゃあ帰るな!」
少し満足した顔で走り去ってく圭介
そんな後ろ姿消えるまでずっと眺めていた…
そして、そんな私たちの一部始終を見てる人がいた…