第4章 中学生3
ドラケン「さぁ、りこと場地。どういうことか説明してもらおうか?」
「だから私と圭介は…」
場地「婚約者だよ」
「?!」
マイキー「あ?」
やばいやばい
マイキー青筋立てちゃってるよ
「違う違う!!圭介なに言ってんの?!
私たちただの親戚じゃん!!!」
三ツ谷「親戚?」
「まぁ、いわゆる従兄弟ってやつ。
私のお母さんと圭介のお母さんが姉妹で
私の家が共働きだから、小さいころは圭介の家で面倒見てもらってたの。」
ドラケン「そういうことかよ…」
それで、よくお泊りさせてもらってたから
鍵も持ってるってわけ!!
あれ、私みんなに場地と従兄弟って言ってなかった?」
マイキー「聞いてねぇ」
「だって、席をマイキーが決めたとき
私の前場地だったでしょ?
だから、私てっきり場地との関係知ってるもんだと
思ってたんだよ?」
マイキー「俺なんも聞かされてねぇ」
「あれ?じゃぁ、マイキーは私と場地の関係知らないのに
席を近くにしてたの?」
場地「あー…俺とマイキーは幼馴染なんだよ」
「え?!
それこそ私聞いてないよ?!」
場地「俺空手やってただろ?
そこの道場がマイキーの家なんだよ。」
え、そういえばマイキーの家にみんなで遊びに行ったとき
なんか懐かしい気がしてたのはきっと
昔場地の空手を見に行ってたからだったんだ…
「じゃぁ、私マイキーに昔あってるの?」
場地「おれはわからん」
ドラケン「そういえば、マイキー。昔からりこのこと忘れられねぇとか言ってなかったか?」
マイキー「場地と一緒にいるりこは見たことねぇから
いつあったとこは覚えてねぇけど、家の近所で昔りこと会ったのは本当だ。」
「私、たまに場地の空手の見学に行ってたのは
なんとなくだけど覚えてるよ?
そこにマイキーもいたの?」
場地「道場にはマイキーいなかったと思うぞ。
あいつ練習しなくてもクソほど強かったから
たまにしか顔出さなかったし。」」
「練習しなくて強かったの?!
マイキーなにものなのよ…(笑)」
りこに褒められたと勘違いしたマイキーは
少し機嫌を取り戻した…