第10章 中学生9
マイキー「でも、そいつ目撃したんなら
その場で犯人捕まえるなり、りこを助けるなり
してやりゃー良かったじゃん」
三ツ谷「知り合いっつっても、女の子だし
助けるのは怖いだろ?
次は自分がされるかもって思ったら尚更」
マイキー「ええ!三ツ谷りこ以外の女の子と連絡とってんの?!」
三ツ谷「はぁ?何言ってんだ?」
マイキー「ね、ね!りこ聞いた?
三ツ谷ったら、りこな事好きって言っておきながら
他の女子とも関係持ってんだって!」
三ツ谷「なんか、話盛ってるぞ?」
「……いや、べつにいいんじゃないの?
その子がタカちゃんと仲良かったおかげで
わたし助けてもらったんだし…」
ドラケン「マイキー、三ツ谷の人望の厚さは伊達じゃねーぞ
そんな事言ってたら明日キリがねー笑」
マイキー「ライバル蹴散らせると思ったのにー
なー、りこ!俺はりこ以外の女と連絡取らねーからな♪」
「いや、別にわたし以外ととっても大丈夫だよ(笑)
私もマイキーだけじゃなく、圭介やドラケン、三ツ谷とも連絡するわけだし!
しかも、今日はパーちんくんの連絡先も教えてもらえたし♪」
マイキー「ちょっとはヤキモチ焼いてくれてもいいのによー」
頬を膨らませるマイキー
ほっぺを優しく包んであげると
とても柔らかくて気持ちい
「……?!なにこれ!マイキーのほっぺ超気持ちいじゃん!!」むにむに
マイキー「お、おう。ありがひょ?」もみもみ
ドラケン「揉みすぎて喋れねーから、やめたれ(笑)」
「っは!ごめんごめん(笑)マイキーのほっぺ気持ちくて」
マイキー「えー、俺りこのこともっと気持ちよくさせれるから
今からしていーい?」
三ツ谷「はい!ストップ!
そういう冗談言うためにマイキーの家来たんじゃねーだろ?」
マイキー「冗談じゃねーのに…まあ、話終わってからでも
気持ちよくさせてやるよ」
「もう!マイキーも恥ずかしいからその辺にしてて!
んで、私に何を聞きたいの??」
マイキーは真剣な表情に戻り
マイキー「ケンチン、三ツ谷。りこを助けに電車に乗った時
あの灰谷兄弟がいた。」
ドラ三ツ谷「「?!」」
2人が一気に目を開き驚いた表情を見せる
マイキー「そして、その灰谷兄弟はりこの従兄弟らしい」