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ただ、イチャつきたいだけ

第10章 中学生9




パー「着いたぞー、りこ大丈夫だったかー?」

着いた先はマイキーの家

「うん!ありがとう!パーちんくん、意外と安全運転なんだね(笑)」

パー「女の子乗せてんのに、そんないつもみてーに走れねーよ」

「ふふっ笑、ありがとね」

パー「マイキー、ドラケン、三ツ谷!またな!」

そう言ってパーちんくんは去っていった

なんで、マイキーの家に来たかって?
それはさっきの竜胆と蘭ちゃんの件があったから

マイキー「さっ、中に入れよ、さっきの話の続き聞かせて?」
にっこりマイキー笑ってるけど
目が笑ってない…

わたしの後ろに続いて、ドラケンと三ツ谷も入ってきた

マイキー「お前ら2人はお呼びじゃないってーの!」

三ツ谷「マイキーの部屋にりこと2人?」

ドラケン「誰が万年発情期と愛しい女を2人きりにさせるかよ」

マイキー「ちゃんと真剣な話する予定だし!」

ドラケン「へーへー。ま、りこ適当に座れや」
すでに座っているドラケンが隣をポンポンと叩いてる

「あ、うん」素直にドラケンの隣に座る

マイキー「なんでケンチンの隣に座んだよ!
普通家主の隣だろ?!」

三ツ谷「いや、家主って(笑)」
そう言ってタカちゃんは、ドラケンと反対側に座った

マイキー「じゃあ…俺はここねー♡」

そう言うと、私の膝の上に座ってきた

「え?マイキー普通に重いよ、どいてよ」

マイキー「えー…じゃあ、これならいい?」
体勢を変えて膝枕に

「これなら、さっきより重くないからいいよ」

ドラケン「いや。ずりーよ」

マイキー「りこの膝枕取ったもん勝ちっ!」

さっき、電車で痴漢された事が嘘かのように平和な時間…



「…………あれ?私みんなに行き先伝えて帰ったっけ?
なんで、電車と並行してたの?」

三ツ谷「あー、それな!りこ同じ車両に同中の制服いたの気付かなかった?」

「んー…いたような…いなかったような…」

三ツ谷「そいつら俺の知り合いでよ、りこが何かされてるって教えてくれたんだ」

ドラケン「で、それで俺らが駆けつけたってわけ。
まー、電車に途中で乗り込む事はできねーから
次の駅で待ち伏せして痴漢野郎を捕まえたわけよ」


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