第10章 中学生9
マイキー「俺のりこに触るなんて許せねーよ」
蘭「………りこー。こいつりこの彼氏?」
「あっ、彼氏ってわけでは…」
チラッとマイキーを見ると少し悲しげな顔を見せるも
すぐにいつものマイキーに戻る
マイキー「あんたこそ。だれ?りこのなに?」
蘭「あー、俺ら?俺らはりこがだーいすきな人たちだよ?」
マイキー「あ゛?」
「あっ!あのね、この2人は竜胆と蘭ちゃん!
えっと、わたしの従兄弟!」
マイキー「竜胆に蘭…まさか苗字は灰谷?」
「え?なんで苗字知ってるの?まさか、知り合い?」
マイキー「だってこの2人は六本木の『はいはーい。』
竜胆が話を遮る
竜胆「俺らの事はいいからー…そっちは誰?」
「同中のマイキー…って言っても分からないか
えっと、お友達の佐野『あー大丈夫』
次は蘭ちゃんが話を遮る
蘭「なに?君が七小のマイキー?」
「確かにマイキー七小だけど、よく知ってるね?
なに?結果知り合いなの?」
マイキー「いやー…はじめましてだけど」
蘭・竜胆「よーく知ってる」
……………なんか、嫌な空気だな
「あ、蘭ちゃんも竜胆もありがとね
わたしお買い物行くから…マイキーもありがと」
そう言って他の車両に移動しようとすると
マイキーに手を掴まれて
マイキー「俺ん家集合」
「え?かいもの…ま。いいか…
またね、蘭ちゃん!竜胆!」
蘭「ばいばーい♡またねー♡」
竜胆「…まさか、りこが七小のマイキーと仲良しとはなー」
蘭「マイキーはりこに、惚れてそうな感じだったな
これからおもしれーぞー(笑)」
竜胆「マイキーが俺らの事言わなきゃいいけど…」
蘭「んー…マイキーは言わないんじゃない?
りこの事大事にしてそうだからなー」
「マイキー?どうしたの?さっきから真顔で…」
手を引かれ歩いているとドラケンたちの姿が見えてきた
ん?怒られてる?
駅長「君たちやりすぎ!ただ、最近この人痴漢で
噂になって被害者が大勢いたから
捕まえてくれて助かったよ。
後は僕の方で警察に連絡するから
ただ、被害者には事情を聞きたいんだけど…」
あ、そうだよね…
これからの被害者出さない為にも必要な事だよね
返事をしようとすると