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progress ~東リべ卍~R18~

第5章 refine




「でも…圭介…。
私ね、圭介には生きててほしいよ。というか、皆に生きてて欲しいの。だから…何があっても、死なないで?」


「っ…」


ランの言葉に、場地の鼓動が跳ねる。
誤魔化すようにため息を吐いた。



「ばーか。俺はお前残して死なねーよ!
俺はランのこと……いや、なんでもねぇ。」


「?」


「とにかく俺は、将来お前を世界一有名にするモデル事務所創るんだから!」


「えっ!なんでそんなこと知ってるの?!」


「三ツ谷から聞いた」


早速喋ってたのか…
三ツ谷くん意外とお喋りだなぁ…とランは顔をあからめる。


「じゃあ圭介、約束しよ!何があっても私残して死なないって。ゆびきりね!」


「ふっ。おーけー。ゆびきりな!お前も夢叶えるまで、俺残して、ぜってー死ぬなよ!まぁ俺が死ぬ気で守るけどな!」



この時ランは、
初めて小指を絡め、ゆびきりというものをした。
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