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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第41章 現代を楽しもう! ❀信玄の企み❀



皆で暮らし始めてすぐの頃、姫が三人分の弁当を作ってくれた。

だが謙信は、


謙信「佐助、お前は大学院とやらに食事処があるだろう。そこで済ませろ。
 信玄、お前は語学レッスンの後に駅前で済ませてこい。毎日舞が三人分作ると負担になる」

佐助「異論はありませんが、謙信様はどうするんですか」

「あ、それは私が作ってあげたいなぁなんて、駄目?」

謙信「ありがとう、舞」

佐助・信玄「「……」」


あの『駄目?』と言った時の姫の顔といったら反則だった。
あれがわざとじゃないところが姫の恐ろしさだ。


佐助はバカップルがどうのこうの言いながら苦笑していた。


そんな経緯があり、姫の弁当は一日限りのものとなってしまった。


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