• テキストサイズ

☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第40章 現代を楽しもう! ❀佐助君の憂い❀


(第三者目線)


時は少し遡り、信玄が退院し、佐助の大学院の手伝いが終わって舞の家に戻ってきた頃のこと……



謙信「舞、龍輝が煮物を落とした。そこの台拭きをとってくれるか?」

「はい、どうぞ」

信玄「………」



「謙信様、剣道着を洗って畳んでおいたのでお部屋にお持ちくださいね」

謙信「ああ、ありがとう」

佐助「………」



謙信「こら、龍輝。俺と同じ顔でそのような情けない顔をするな」

龍輝「だって、僕、ピーマン嫌いなんだもん」

謙信「……」

結鈴「パパもこの間ピーマン食べたら固まってたよね」

「ふふっ、『毒でも入ってるのか』ってね。ぷぷ」

謙信「舞……笑うな」

「だって何でも食べてくださる謙信様が、あんなに驚いた顔されるのは滅多にないので、ふ、ふふふ」

結鈴「ママ、今度パパに激辛カレー作ってみたら?きっとびっくりするよ」

「それも良いね。『パパびっくり作戦』を決行しようかな」

謙信「かれー?よくわからんが目の前で謀(はかりごと)の相談とはあとで仕置きしてやる」

「し、仕置き!?」

龍輝「わぁ、パパのおしおきってどんな感じ?」

「え、えっと……わ、わかんないなぁ…って、謙信様、笑わないでくださいっ!」




/ 1735ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp