第38章 現代を楽しもう! ❀北の旅編 R-18❀
(ドキドキする)
手の中に血管を浮き上がらせ、反り返っているモノがある。
生々しい姿に唾を飲みこんだ。
「……っ」
毎晩この熱につらぬかれているのかと思うと身体が熱くなってきた。
握った手を恐る恐る上下にしごきながら、先端部分に舌を這わせてみる。
謙信「……」
謙信様は少しだけ身体を強張らせ、頭を撫でてくれた。
下を向いている私の乳房をすくい上げ、感触を楽しむように揺らし、揉んでいる。
柔らかな陰嚢を片手で揉み、裏筋を下から上に舐め上げていくと、上から静かな吐息が聞こえた。
(気持ちいいのかな…?)
謙信様の反応を確かめながら鈴口に舌を差し込む。
尖らせた舌で浅いくぼみをチロチロと刺激していると、乳房を揉む手に力がこもった。
上下させる手は止めずに動かし続けていると、尖らせた舌に塩味を感じた。
口を離して見ていると、鈴口から透明な液体が滲み出て一粒の雫を作り出した。
(あ、気持ち良くなってくれてるんだ…)
嬉しくなって舐めると、雫は硬い欲と私の唇の間にいやらしい糸を引いた。
ハッキリ言って男の人のここを舐める行為はあまりしたことがなかった。
どうすれ気持ちいいのか、どのくらいの強さで扱えば良いのかよくわからない。
でも少しで良いから気持ち良くなってもらいたい。
いつも優しく、たくさん愛してくれる人に、お返ししたい…。
「ん、むっ、ん……」
段々大胆に咥えるようになると上下に扱く手が唾液でヌルヌルと滑るようになった。
口に咥えた欲が時折ピクンと跳ね、硬くなっていく…。
その頃になると謙信様が漏らす吐息が荒くなってきていた。
謙信「っ、そこまでで良い」
呻くように言われ、両手で頭を掴まれて止められてしまった。
「気持ち…良くなかった、ですか?」
(それとも…)
謙信様は伺うように見る私を抱き上げると、向かい合わせの状態になるよう膝の上に乗せた。
少し息を乱し、ギラギラ光る眼差しが一心に私を見つめていた。
鍛えられ割れた腹筋が、呼吸に合わせて動いている。