第33章 蜜月の始まり(R18)
思い出してお腹がキュンとなり、そのせいか蜜がツツとお尻の方に垂れた。
ソロソロと足を開くと、謙信様が『良い子だ』と呟き、足の間に屈みこんだ。
足が閉じられないよう内ももに片手を置き、ゆっくりと蜜口に顔を近づけていく。
舐められちゃう!と身体が強張らせても無駄な抵抗だった。
謙信様の舌が蜜と唾液が合わさって何の抵抗もなくヌルヌルと蜜口や花芯を這い回る。
あたっている舌は私よりもやや温かく、自分以外の存在をいやが上にも感じてしまう、
「あ、あ、あぁ!はっ、だめ…」
尖らせた舌が蜜口に当たり、少しだけナカに入り込んできて、慌てて謙信様の頭を押し返した。
褪せた髪色が指の間からサラッとこぼれる。
謙信「お前の蜜はうまいな…もっと蜜をこぼせ」
頭を押し返す力を物ともせず、再び蜜口に唇が寄せられた。
「ああ!いや、あ、やだ……」
(汚いのに、美味しいわけないのに…)
ピチャ……ピチャ…
羞恥を煽るように音をたてて舐められて堪らなくなる。
(熱い…身体が…)
あの時のように、お腹の奥がドロドロとした熱を蓄えている。
器のフチまで熱はたまり、もうすぐ呆気なくあふれ出しそうだ。
「あ…謙信様、欲しいです…。謙信様…お願い」
足の間に顔を埋めている謙信様に必死で懇願する。
両手で謙信様の頭を撫で、耳を触り、また後頭部を撫でると心地よさそうに目を細めている。
謙信「もう少し我慢だ」
熱に浮かされ強請(ねだ)っているのに、残酷な返事が返ってくる。
「う…ん…あ、謙信様…。もう大丈夫です…から……」
満たされなくて蜜壺がキュンキュンと疼き、大量の密をこぼしている。乳首や花芽は痛いくらい尖って存在を主張している。
懇願は無視され、花芽の皮をむかれて執拗に舐められた。
「だ…め、あぁ…だめです」
ジンとした痛みと、何か漏れだしそうな感覚。
(気持ち、良い……でも切ないよ)
下半身は謙信様に抑えられているので動けず、快感を逃すために枕に頭を押し付けてギュッと掴んだ。
(もう少しって、あとどのくらい?もう……)
欲しくて欲しくてたまらない。