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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第32章 眠り王子に祝福の…を


(??目線)


報せを受けて別邸に行った時には、あんたは佐助と謙信様と出ていった後だった。

部屋には文が一枚だけ。
あんたらしくもなく夜着が脱ぎ捨ててあった。

薄々気づいてた

ワームホールが開いたら、謙信様はあんたを連れて行くだろうって

俺も願ってた

ワームホールが開いたら、500年後に行って病を治してきて欲しいって


もうあんたに残された時間がないのはわかってた

国や家臣も大事だ

それはわかる

だけど、あんたは昔からそればっかで自分の幸せを数に入れてなかっただろ

全部犠牲にして生きてきたあんただから、生きて幸せに手を伸ばして欲しかった

生きてれば何でもできるだろ?


国を守る前に、その身体、どうにかしてきてくださいよ
帰ってくるまで俺がなんとかしておきます


待ってます、ずっと


5年、10年、20年でも……




謙信様、佐助、舞……信玄様を頼む



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