第30章 仲直り
(一気読み姫様のためのほっとひと息たいむ)
✿元就さんとひと息✿
……あ〜、お前が好きなら好きなようにさせようって思ったがやめだ
一旦そのすまほってやつを置け
朝から無表情でそいつを眺めてるから強張ってんじゃねぇか
頬をもてあそぶな?
んなこと言ってもお前の強張った顔なんか見たかねぇよ
おー、伸びる伸びる
よし、こんなもんでいいだろ
頬がヒリヒリする?
なんだ、口づけして欲しいなら素直に言え
そんなこと言ってない?
キャンキャン怒るな
怒りてぇのはこっちだ
軍神なんざに気を取られやがって、今日はこの黒い板は没収だ。
さぁて、これからどうする?
甲板に出て星を見たい?
仕方ねぇな、お姫さんの仰せの通りにしてやるよ
ただし、その後は俺の好きなようにさせてもらうぜ?
何する気?
はっ、そんなの教えたら
面白くねーだろ?
楽しみにしてろよ、舞