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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第11章 看病七日目 愛を交わす(R18)


謙信「1人で歩いていけるか?」


心配されるほど、寂しさがこみあげてくる。

こうして今は抱きしめ合っているのに、ここを出る時は一人で、明日からしばらく謙信様と会えない。

でもそれは仕方ないこと。


「ええ、大丈夫です。寄り道しないで真っ直ぐ帰りますから安心してください」


精一杯頷いた。


謙信「すまないな。そろそろあがろう。部屋でお前を休ませてやりたい」

「はい」


なんの警戒心もなく脱衣所で着替えようとしていると、謙信様に浴衣を取り上げられて背中やお尻にキスマークをつけられた。

着物に隠れて見えない部分は無数のキスマークが赤く咲き誇り、誰にも見せられない身体になってしまった。


(休ませてやりたいって言っておきながら、全然心が休まらないんですけど!)


「跡をつけすぎです!」


廊下を歩きながら抗議すると謙信様は上機嫌で答えた。


謙信「俺のものに印をつけて何故悪い?これで内も外も俺のものだ」


(う、内も外もって!!)


「も、もう、謙信様のエッチ……」


聞こえないくらい小さな声で文句を言って俯く。きっと顔が真っ赤だ。


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