第11章 看病七日目 愛を交わす(R18)
謙信「ふっ、まだだ。もっとお前を味わってからだ」
「ああっ」
身体を二つに折るように足を高く持ち上げると結合部がハッキリ見え、繋がっている喜びと支配欲が這い上がってきた。
舞の手を腹に当てさせて律動すると、俺の欲がナカで動く様子がわかる。
「あ、こんなに奥まで……謙信様が…あっ、うんんっ」
(俺がお前のナカに入っていると感じろ)
舞にわからせるためにした行為が、俺をも興奮させた。
謙信「俺が与える快楽をもっと感じろ…」
(俺以外何も考えられなくなるくらい、溺れろ)
「謙信様がくださる…快楽…」
焦らされて潤んだ瞳が、俺を見返す。
色気を過分に含んだ眼差しが誘い、求めてくる。
「充分…感じてます……はぁ、あなたしか……感じないっ」
蕩け切った顔で無意識に誘惑してくる。
乱れた長い髪が褥からはみ出し、畳にまで広がっている。
常に美しく結ってある髪を乱したのは俺だ。
独占欲が衝動を煽った。
(っ、もう駄目だ。お前をこの手でめちゃくちゃにしてしまいたい)
舞を絶頂に導く下準備は充分できた。
抑えつけていた箍が外れ、一気に舞の奥を攻めた。