第11章 看病七日目 愛を交わす(R18)
(一気読み姫様のためのほっとひと息たいむ)
✿政宗とひと息✿
よぉ、どうしたんだ、その真っ赤な目
目が乾いた?
お前、あのすまほってやつを見過ぎなんじゃねぇの?
飛香(あすか)がな、これから長丁場だって言ってたぞ
この辺で休んだ方が良いんじゃないか?
目薬入れてやるよ
こら、そんなに力入れてたら目薬が入っていかねぇだろ
目、開けろ
何抵抗してんだ、可愛いやつだな
別に白目だろうが、瞼の裏が見えようが俺は気にしねぇけどな
そうだ、目薬はやめだ
押し倒したくらいで、騒ぐな
目が乾いて仕方ないんだろ?だったらお前の目が潤むようなくちづけをしてやるよ
ふっ、まだ何もしてないのに少し潤んできたぞ?
たっぷり口づけてやる。
ほら、目を閉じろ……
………
…
…気持ち良くなってそのまま寝ちまうとはよほど寝不足だったのか?
あーあ、警戒心の欠片もない顔で寝やがって
なんだか俺まで眠くなってきたな
一眠りしたらこいつの好きな菓子でも作ってやるか………
『わぁ、いつもありがとう!政宗大好き!』
なーんて、無邪気に笑うからつい甘やかしちまうんだよな
おやすみ、舞
菓子を食った後は、俺がお前を食うからな、覚えてろよ