第92章 現代を楽しもう！　❀デート編（R-18）❀

美味しいとは言えない味に眉をしかめているうちに、待ったなしで口の中に注がれる。


「んん、んっ！」


ドクドクと吐き出されて口いっぱいに溜まった。


（さっき一口飲んだのにっ）


苦しくて喉の奥を動かすと、少量の白濁が胃に落ちていく。

口の中のスペースに余裕ができても射精は続いているので直ぐにいっぱいになる。


（いつもこんなに出されていたの…？避妊器具を入れていなかったら…きっと…）


毎夜身体を合わせていた一年を思い出し、お腹の奥がキュンと熱くなった。


「んん…」


謙信様が最後まで出し切るまで口を離したくない。

でも口の中はいっぱいだ。

欲を唇で扱いて、より気持ち良くなってもらいたいのに、このままだと口を満たしている体液が邪魔で出来ない。


「んむっ、んんっ」


ゴク……ゴク……


欲を咥えているので一口で飲み切れず、二度三度と喉を動かす。

聞いていた通り、おいしくない。
胃に収まった途端にえづきそうになった。


謙信「っ、舞！？駄目だっ、口を離せ」


謙信様は私が精液を飲んだことに気が付き腰を引いたけど、私は首を振りながら吸い付いた。


（駄目…最後までしてあげたい）


謙信様は吐き出して良いって言ったけど、本当は最初から飲んであげたいと思っていた。

口の中が空になり余裕ができた私は、右手で竿を扱き、舌を這わせながら唇でヤワヤワと欲を刺激した。

そうすると残っていた精液がぴゅくっと吐き出された。


謙信「はっ、舞っ……、はぁ…っ…」


浴室に響く謙信様の息遣いは興奮度を表すように荒い。

頭を押さえていた指から力が抜け、優しく頭を撫でられた。


（終わった……？）


愛撫しても何も吐き出さなくなった欲からようやく口を離した。