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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第92章 現代を楽しもう! ❀デート編(R-18)❀


謙信「果てるなら舞の中で果てたい」

「……ここも『中』ですよ」


口を開けて誘うと謙信様が首を振った。

手の中でひくついているモノが目の前の美しい人の一部だと思うと、妙にドキドキした。


謙信「駄目だ。舞の口を汚したくはない」

「…私は一度でも良いから汚してもらいたいです」

謙信「なに?」


謙信様が驚いている。


「口で気持ち良くしてあげられたら良いのにって、いつも思っていたんです。
 そうすれば月のものがきて、我慢してくれている謙信様を良くしてあげられるでしょう?
 美味しくないって聞いたことはあるので飲み込めるか自信はないんですけど…」

謙信「そのように思ってくれていたのか」

「はい…。それに月のものの時だけではなく、この先、子供を授かれば身体を合わせることができない時期もあるでしょう?」

謙信「舞……大事な時期に口淫などさせんぞ?」


口では断っているけど、綺麗な顔は快感で上気している。

その顔を見ていると、身体を合わせられない時は口でしてあげたいと猶更(なおさら)思う。


「でもそれは言い訳かもしれません。単純に謙信様を口で気持ち良くしてあげたいだけなのかもしれません。女の意地?です、ふふ」

謙信「ふっ、意地か…ならば、好きなようにしろ。だが次は俺の好きなようにさせてもらうぞ?」


美しい顔に浮かんだ笑みは何か企みが含まれていて少し怖い。
でも何を企んでいても謙信様は私が本気で嫌がることはしないはず。


「う?はい…」


戸惑いがちに返事をすると愛おしむように頭や肩、鎖骨周辺を撫でられた。
浴槽のフチに座る謙信様の前に膝まずいているから、長い腕でもそれ以上は下まで届かない。


謙信「この体勢では舞の身体を愛でられず、欲求がたまるばかりだ。柔らかな肌に触れたい」


不満が募っているようで届く範囲の肌を執拗に触れられた。


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